さるまん2.0の最終回について 

「サルまん2.0」は、今年の6月に最終回になって、もうずいぶん時間もたったのですが、本棚に置いてあったIKKIが目にとまって久しぶりに読み返してみました。

そしてある事実に気がつきました。

このブログを始めたのって、「サルまん2.0」の最終回を読んだ直後なのです。
そして、アニメを作ろうという考えは、たしかに以前からもっていたし、今年の初めにみたヘンリーダーガーの映画の影響も強いのですが、最後の駄目押しはやっぱり「サルまん2.0」の最終回だったのだと気がつきました。

少し話は変わりますが、手塚治虫の漫画のキャラクターに間久部緑郎(通称:ロック)というキャラクターがいます。手塚先生は、スターシステムを使って異なる作品に違う設定で同じキャラクターを登場させてました。このロックというキャラクターは、最初は正義の少年みたいな感じだったのですが、バンパイアという作品で強烈な悪役を演じてその地位を不動のものとします。

以後、火の鳥や24時間テレビの中で放送されていた長編アニメなんかに良く出てました。さらに言えば、このキャラクターを意識したと思われるキャラクターが他の作家さんの作品にもよく見受けられます。BlackLagoonという作品の主人公は、まちがいなくロックがモデルだと思われます。
これは推測なので違うかもしれませんが、ガンダムのシャアもロックの匂いがします。続けるとシャアロックホームとなるのです。それに池田秀一さんが火の鳥2772ではロックをやってます。こっちは本当に単にマクベスが元ネタかもしれませんが、マ・クベというキャラクターと分裂して取り込まれたのではないかと推測してます。その流れから、コードギアスのルルーシュもロックの匂いがします。デスノートの夜神月もロックの流れを感じます。メトロポリスのアニメ版では、大友克洋氏が脚本を担当し、手塚原作には無いキャラとしてロックを出しています。

もちろん、まったく検討外れかもしれません。しかし、漫画の中に出てくるピカレスクロマンの主人公は、少なからずロックの遺伝子を持っている気がしてなりません。好きな漫画の悪役第一位に、あのDIOを押さえてかなり昔の漫画であるロックが選ばれていたのを見た事があります。(なんの雑誌だったかな)善良そうな美少年が、信じられん悪漢であったという話は、ロックが源流としか思えません。

さて、何でそんな事を言ってるかと言うと、ロックについてある明確な法則があってリスペクトされてきたのではないかと思ったからです。ロックの遺伝子が漫画界にばらまかれた理由…。それは…。

バンパイアが未完だったからではないでしょうか。

第一部はきっちり完結したのですが、ロックが復活する第二部は本当に中途半端に終わっています。

さて、ここで「サルまん2.0」に話を戻します。もう言いたい事は分かりますよね。

法則:
すぐれた第一部が描かれた作品の第二部が未完の場合
その影響が業界に強く現れる。


わたしも、その一人ですが、わたしが影響を受けたとか言ってもそんなに説得力ないと思います。
決定的なのは、ジャンプで連載中の「バクマン。」でしょう。

そして、おそらくはもっと多くの業界関係者が、「サルまん2.0」連載終了の影響を受けたと思います。
この法則が間違いなければ、数年以内にたけくま氏が描いたメディアミックスの未来が大きく開花するのではないかと言う気がしてなりません。





関連リンク
「サルまん2.0」突然の連載終了!作者自ら失敗談を語る!!



■この記事へのコメント一覧
>>この記事へのコメントはこちらから書き込んでください!<<



にほんブログ村 アニメ制作ランキング
↑押していただけるとモチベーションがアップしますw。

テーマ : 3DCG - ジャンル : コンピュータ



この記事をリンクする?:


[ 2008/12/04 23:44 ] その他日記 | TB(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク
コメントの投稿





プロフィール

Author:MARSUN(マースン)
ここは榊正宗によるトゥーンレンダリングの3Dアニメに関する情報を公開しているブログです。



使用ソフト

  • SOFTIMAGE|XSI 7
  • SOFTIMAGE|XSI Mod Tool
  • Adobe Fireworks CS3
  • Adobe After Effects CS3


こちらまで、お気軽にご連絡下さい。
mail.gif

BLOGランキング参加中

↑よろしければソーシャルブックマークをお願いしま〜す。

にほんブログ村 アニメブログ アニメ制作へ banner2.gif フィードメーター - MARSUN XSI TIPS
LINK FREE MARSUN XSI TIPS

since 2008/11/10
現在の閲覧者数:

2008年12月1日から1年間、自主制作だけに没頭しています!
自主制作者向けお勧め商品

■3Dやアニメーションを作る人にとってお勧めの本をピックアップしてみました。

↑XSIの基本は、ほとんど、この本から学びましたwマニュアルより圧倒的に分かりやすいです。これを読んでからマニュアルに入るとかなりスムーズにいくと思います。

↑初心者向けの分かりやすい本です。上級者には物足りないかもしれませんが、意外と漏れているいろんな便利な機能について分かりやすく書いてあるので一度XSIを挫折した人やブランクのある人なんかに最適かも。

↑XSIやアニメーションについてすごくためになる本です。ここまでアニメーターの考えについて読める本はたぶんありません。

↑3Dやってる人こそ読むべきアニメーション基礎の本。最近この本のすごさがわかってきました。

↑3Dとは関係ありませんが、ものづくりを志す人にとって必読書です。いや、まじでw

↑3Dやアニメーションをやる人でAfterEffectsをやる人の必読書。

↑背景美術の勉強に必須の本です。

↑Light Waveの本ですが、ローポリについてよくわかります。絶版になってましてが、第二版が登場!それだけ良い本なのです。

↑最近出たローポリ本。これもXSIじゃないですけど、ローポリの技術は大切です。

↑メタセコイアベースの本ですが、モデリング過程が丁寧なので参考になります。非リアルなトゥーンシェイド系の3Dをやりたい人にはお勧め。

↑会社を辞める前に何回も読み直しました。今まさに、ここに書かれている内容が切実に感じられます。




■以下は自主制作についてのお勧めソフトです。

↑そろそろCS4にアップグレード!

↑このソフトに出会ってからPhotoShopを使うのをやめました。安いのにPhotoShopとIllustratorを足した様な機能があります。テクスチャーを描くのにめちゃくちゃ便利。3Dのテクスチャーもホームページも企画書もすべてこれでOKというオールインワンソフトです。