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提案:それを自主制作アニメと呼ぶのはやめませんか? 

久しぶりの更新ですが、今回はいつもの検証シリーズではなく、ちょっと違う切り口の記事になってます。

世間では、商業ではないオリジナルアニメ作品を自主制作アニメと呼んでいますよね。これに対して、最近ちょっと違和感を感じるのです。自主制作アニメとして発表されているものの中に、自主制作アニメという呼び方が適してないものがあるんじゃないかなーと思ったわけです。

自主制作アニメという呼び方に対して、世間では素人の作品というイメージがあるかと思います。これがインディーズアニメとなるとエージェントがついていて商業ではあるけれど規模が小さいものというイメージになるかと思います。他にもアートアニメなんかは商業ベースにのせる事が難しい作品が多く、コンテストを前提とした自主制作であることが多いと思います。

厳密に言えば、誰かの依頼ではなく、自主的に企画して自己資金で制作した映像はすべて自主制作と呼んで問題ないと思われます。

しかし!です!この呼び方が、自主制作アニメというものを非常に分かりにくくしている可能性があるのです。特に観る側にとっては、自主制作アニメをどういう存在として受け取り、楽しめばよいのか分からないと思われます。

正直なところ、視聴者にとっては自主制作アニメは泥臭く劣化した商用アニメだったり、難解な芸術作品だったりと、あまり進んで観たいものではないと考えられているのが現状です。ただ、作る側にとっては、そういったものをつくることは生きることそのものなのです。コンテストで賞を出したりすることは、そういった芸術作品的なものに対してなんらかの価値を与えるために意義のあることだと思います。が…残念ながら、受賞作品が商用でうれるとは限りません。はっきり言ってしまえばそういった自主制作において、作り手と観る側の間には、需要と供給の関係がほとんどありません。当然、そうなってくると盛り上がる事はあまり考えられませんし、実際に自主制作アニメの制作者は年々増えていますが、視聴者はそれほど増えてないのではないでしょうか。じゃあもっと面白い自主制作アニメをつくって観る人の興味を引き付ければよいのか?というと、そう簡単なはなしもでありません。それに、売るための作品という風に考えた時点で、自分が作りたいものを自己責任で作るということと違ってきます。そういったものは、自主制作ではなく商用作品として出すべきなのです。

この方面への議論はまたいつかするとしましょう。そういった本来の意味での自主制作というのは、売れるとか売れないとかではなく、作ること自体に意義があると思いますので、今後もあって然るべきだと思います。
さて、最近私が注目してるのは、自主制作と呼ばれている映像の中に、そういった従来の自主制作とは違った流れが出て来ている事についてです。

近年、映像を制作する機材が格段に安くなり(ソフトだけは高くなってるのが残念ですがw)、youtubeなどの映像を自由に公開する環境も整ってきました。こういった中で、わざわざコンテストのために映像を作る必要もなくなっています。お金をもらって映像を観てもらうことは、依然として難しい状態ではありますが、ただ観ててもらうだけならすぐにでも多くの人に観ててもらえる可能性が十分にあります。

そういう環境の中で、多くの人にみててもらうことを前提にしつつも商業的に収益を上げることを目的としてない…そういった映像が増えてきています。とくに自主制作として分類しにくいのは、プロが作っているのに商用として売らない映像作品です。こういうものは何と呼べばいいのでしょうか?あと、学生作品もよく自主制作と呼ばれますが、あれって学校の課題作品ですよね?自主制作じゃないじゃん?と思ってしまいます。

こういったものは、売るための映像ではありませんが、多くの人に観てもらうことを前提に作られています。そして、「作りたいからつくりました!」というものでもなく、観てもらう人の存在を優先して企画されています。さらに、従来あった表現ではなく、いままでにない映像技術を駆使して、あたらしい映像を作り出してるものが多いのも特徴的です。

こういったものを自主制作と呼ぶのは違うな…と思うわけです。

それらの多くは、尺も短くストーリーもほとんどありません。ただ斬新で映像として主張するものが強くあるだけなのです。そして、観た人はそれを新しい!とか、面白い!とか、凄い!とか思うわけです。youtubeなどの再生数をみると実際に本当に多くの人がこういった映像を楽しんでいることがうかがえます。これらの映像は商業作品に必要とされるほとんどの要素が省略されています。ただ、一点において、コンセプト部分だけは強く存在している映像作品なのです。

わたしは、こういった映像作品を、自主制作アニメと呼ばずに
コンセプトアニメ(コンセプトムービー)と
呼ぶことを提案します!


自主制作アニメと呼ぶよりコンセプトアニメと呼んだほうが言葉の響きとしてかっこいいと思うのです。

あるクリエイターが集う飲み会を想像してください。
そこで名刺交換が行われていたとします。

「自分!自主制作アニメとか作ってます!マジ本気っす!」
というのと、

「コンセプトアニメなども作っておりますので宜しければご覧下さい。」
というのと、

どちらが仕事につながるかwwww。というかどっちがモテるかwww。
すべてにおいて後者のほうがかっこいい気がします。
イケメンな感じさえします!

さらに、プロのクリエイターにとって自主制作アニメと呼んでしまうと、作品を発表する場としてプライドが許さないというのもあるかと思います。のど自慢にプロ歌手がエントリーするようなものです。しかし、コンセプトアニメとなれば、プロが自主的につくっても問題ありません。プロだってクリエイターとして自分の表現をしたいという気持ちはあるはずです。むしろ、プロがつくるコンセプトアニメが増えてほしいと思っています。

観る側にとっても、そういったプロのクリエイターがつくったコンセプトアニメは、とても興味深いものだと思います。あ~あの作品のスタッフさんか~といった楽しみ方もできるのではないでしょうか。

サラリーマンとして働いてるプロのクリエイターが外部で商業作品をつくることは契約的に難しい場合もあると思います。しかし、商業を目的としないコンセプトアニメであれば、なんら契約的にも問題ないと思われます。それらは、ブログをもっているサラリーマンクリエイターの延長程度のものです。プロにとって、商業として売れる要素のあるものを、わざわざ無償で提供するのもおかしな話です。そのため、プロが作るコンセプトアニメは、現時点で商業として提供できなほど新しい表現になると思われます。会社をやめて全人生をかけて作る必要もありません。(まじで大変ですよw)プロが無償でコンセプトを提示することで、あたらしいスポンサーが見つかるかもしれません。もちろん、学生が就職活動のための制作する課題作品なんかは、まさに企業に対するコンセプトアニメです。

もう大体わかっていただけたかと思いますが、

コンセプトアニメとは
名刺代わりに個人の能力を示し
新しい表現を世間に提示するために
クリエイター自身の手によって
作られる映像作品


のことなのです。

パイロット版と呼んでしまうと、いつ本編つくるの?完成してから発表しろ!となってしまいますが、コンセプトアニメならそんな心配もありません。デモや実験作品と呼んでしまうと見る側が興味を失ってしまいます。短くても起承転結がなくても問題ありません。ただ、コンセプトだけは必ず必要です。今までに無いとか、あたらしいソフトの技術で作ったとか、表現の見せ方が斬新だとか、技術が高いとか…。ほんとうに何も無いと、ただの習作でしかないと思いますし、名刺代わりに見せても何も仕事は来ないでしょう。

学生の就職、フリーランスの営業活動、サラリーマンの転職活動、プロのクリエイターのプレゼンテーション…そういった、自己を評価してもらうための場で力を発揮する映像作品がコンセプトアニメなのです。デモリールとの違いは、おおやけに公開できることと、ほぼ全部を本人が作っていることです。商用から切り出したデモリールだとどこまで、その人の能力か疑わしい場合がありますし、すでに発表されているものなので新しいものを提示する事が出来ません。忙しくて時間が無いというプロの方もいるでしょうが、1万ツイートとかしてる間に1分の作品ぐらい作れるはずですw。

次世代の自己表現映像作品、それが‥

『コンセプトアニメ』

なのです。

コンセプトアニメという言葉は、すでに使われている場合もありますが、自主制作アニメに対して明確にこの使い方をするのはほぼ造語だと思います。ただ、会話の中で十分に意味は通じると思います。もし、コンセプトアニメってなに?と聞かれたら、コンセプトアニメという言葉の定義ではなく、その映像のコンセプトを説明すればいいのですから!

今回この記事を書いて、コンセプトアニメという言葉を流行らせようという意図は、無いことは無いのですが、クリエイターにとって、自分の作品をコンセプトアニメ(もしくは別の何か)と呼ぶか自主制作アニメと呼ぶかは一度考えてみたほうがいいと思いますがいかがでしょうか?

わたし?

私は泥臭い自主制作アニメが本当はやりたいのですが、生きていくためには生活費を稼がないといけませんので、営業用のコンセプトアニメを準備中ですw。(アンリアルガールについては泥臭い本来の自主制作として作り上げようと考えています!)

誰もが驚くようなコンセプトアニメを近日公開しますのでお楽しみに!!

あと予定しておりました、『検証:3Dアニメはなぜぬるぬるするのか?』は、現在検証映像を準備中ですのでもうしばらくお待ち下さい。悪い例の映像をつくってるのですが、これがおもったより意外とぬるぬるしないんですよww



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[ 2010/02/05 17:34 ] その他日記 | TB(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク
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